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逆浸透膜浄水が本当にいいのか?
2008/01/30 |
RO(逆浸透膜浄水)装置については、カナリ前に書いたと思うけど
本当に理解している人って意外に少ないのね・・・
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会社で利用している水のサーバーだけど、こいつも良く見ると・・・
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逆浸透膜浄水の水だったんですよ。スーパーなんかに設置してある機械で作る水と一緒ってことか・・
ウィルスなんかも通さないメンブレン(RO膜)に水道水をろ過させ(圧を掛ける)H2Oだけを
取り出す。単純に言えばそんな仕組み。でもね、実は前処理に使うフィルター類にも
よるんだけど、捨て水があるということを知っている人が少ない。
大体3〜5割程度が水分中残留物と一緒に排水されるんだ。
即ち、このシステムの場合水道料が高くなってしまうというデメリットを持つ。
排水量を減らせば、ROメンブレンの寿命を短くしてしまうし・・・
もう一つのデメリットは、純水生産量!RO逆浸透膜浄水では極端に流量が低下します。
我々のような施工店レベルで洗車等に使用する事を考慮すると・・・
一日あたりに純水生産量が5ton以上の能力は最低必要になります。
また、サブタンクは必須で最低でも300L以上は欲しいところです。
このようなシステムを整えると・・・300万円以上は掛かるでしょうね・・・
5,000L÷24H=208L/時間 但し気温により変化する。
つまり、洗車で200L使ったとすると使った分を生産するのに1時間程度の時間を必要とするんです。
おまけに300L〜400L近い原水(水道水)を使って・・・
このシステムの導入を考えるなら、地下水の利用がBESTだと思います。地下水の水質が良い場合だったら
積極的に使用するべきですね。 もっともこんなに良い水で洗車するのももったいない話ですけどね。
昨日もある同業の方とお話していて、「逆浸透膜のシステムを導入しようかと考えているんです・・」と
言っておりました。私の影響や他の施工店で導入しているのを見てその気に
なったようです。私は、以上のような説明をし金額はコレ位掛かるよ?と言ったところ・・
「他のところで50万円であると聞いた」と言い、その商品を調べると・・・
家庭用の逆浸透膜浄水器でした。一日あたりの生産量がたったの500L程度・・
おいおいそんなんじゃ・・・500L÷24H=20.8L/時間!!
一時間あたり20.8Lしか生産できないじゃん!洗車したらいいとこ3分程度で空っぽ・・・
この辺のSPECを十分考えない人が多いんですよ!
今使用している水道の水量を確かめてみてくださいな!一分間当たり何リットル出てるか計ってください。
弊社では、逆浸透膜は使用しておりません。地下水はあるので後々には検討してますけど・・
現状では違う方法で処理し、純水にしております。洗車も最初から最後まで純水を使用します。
よく濯ぎだけに使用すればOK等と言われる人がいますが、現実的な使用ではそれでは
不十分ですね。モールの中に入ってしまった最初の水が後から出てきてシミにってしまったりしますので
やはり最初から純水を使うのがベストです!で、出来ればHybrid-Shieldのような機能水の
使用後今後のトレンドになるのは、間違いないな・・・!(^^)!
今日の一言!「ハイブリッドシールドやっと商標登録完了です!!!(^^)!長かったぁ〜」
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